2021-06-01 第204回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
生産性を高めるというと、市場主義、市場至上主義とか批判を浴びることもあるんですけど、そうではなくて、全ての人が先行き明るい展望、将来に明るい展望を持つためにはやっぱり生産性を高める必要があるというふうに思っています。
生産性を高めるというと、市場主義、市場至上主義とか批判を浴びることもあるんですけど、そうではなくて、全ての人が先行き明るい展望、将来に明るい展望を持つためにはやっぱり生産性を高める必要があるというふうに思っています。
ただ、これが日本では二十年間ずっと余りぱっと晴れなかったという状況でございますけれども、ここに来て、二〇〇一年のエンロン事件、そして今回、昨年からのこの世界金融危機という状況になったときに、これクルーグマン教授でなくても、今回のG20においても市場至上主義あるいは市場原理主義ということでは決して良くないんだということはコンセンサスになったわけでございます。
○国務大臣(中川昭一君) 歴史的に見ましても、やはり、過度の投機、あるいはまた市場至上主義というものが何回も歴史上破綻をしたり失敗をしてきているわけでございます。つい十数年前も、日本でも金融の大変な厳しい状況を迎えたわけでありますし、その後もアメリカでITバブルの崩壊等もございました。そういう中で、今回また、アメリカ発の世界的なこういう金融危機というものを迎えました。
○辻泰弘君 私は、小泉改革というものもやはりこの新自由主義の一つの具体例ではないかと私は思っていますけれども、こういった視点に立つ学者から、日本では八〇年代から市場至上主義、新自由主義が進んできた、規制緩和や構造改革を実行し、市場的なメカニズムを行き届かせた方が効率的で平等、公平な経済社会になると言われてきたと。
本日の法案におきましては、中小企業金融公庫、そして中小企業関係では国民生活金融公庫の統合の問題、また同時に商工中金、商工組合中央金庫の民営化の議論もされているところでございますが、私はこのような動き、非常に効率化を求めるという意味では正しい方向ではないかとは思うんですが、やはりこの市場至上主義と申しますか、市場に任せればすべてうまくいくということは、行き過ぎてはいけないというふうに考えます。
そういう意味で、私は、市場の失敗なり、市場至上主義ではないそういう世界がこれから出てくると思いますので、健全なる方向にこれから動き、かつ、政府なり国家の役割というものが再認識されて、どうあるべきかという議論が出てくるだろうと思います。 市場万能ではございません。私は、そういう意味で、あるところでは規制も必要でありましょうし、政府も、乗り出すべきときには乗り出すことが出てくるだろうと思います。
それから、規制緩和と市場至上主義の問題です。これは、規制緩和をして市場原理にすべて任すということになれば、行政が必要でなくなる、政治も必要でなくなる、弱肉強食だけがはびこるということになろうかと思います。それを真正面から言う人はいないと思いますが、規制緩和万能ということがどうなるか。
ただ、今おっしゃったのは、いわばドル高を是正するためのときには確かに協調介入があったが、円高是正のための協調介入は約束していないではないか、いわゆる協調介入というのは、そのことをせんじ詰めると、今度はターゲットをお互いが持っているのではないかということになりますが、為替相場はあくまでも市場至上主義だから、市場が神様だから、そこでファンダメンタルズが正確に反映さるべきものであるということでございますから
○竹下国務大臣 少なくともいわゆる市場至上主義ということがやはり原則ではなかろうかと思っております。 ただ、原油価格の場合は、OPECとか非OPECとかいうようなところで政治的思惑というものが間々感じられることはあるというふうに感じます。
が、相場自身は市場がその後ずっと決めておるわけでございますから、市場至上主義ということになろうかと思うわけであります。 それから、私の百九十円台の発言は、あれはニューヨークでございましたか、当時二百一円でございました。百九十九円になったらどうかと。
したがって、シュルツさんも恐らく気持ちの中では——あの変動相場制のときに参加した人はみんな何か市場至上主義みたいな感じになりがちでございます。